ハーボニー治療の前に

近所の大きい病院で治療することにした。

初回は当直医にハーボニーで治療したい旨伝え、採血。次回の診察予定を決めて終わった。

次は別の担当医がつきますからと言われた。

 

後日2回目の診察。何故か別の担当医ではなく、当直医に呼ばれる。入るやいなや次回の予約の話から。いや、診療しないんかい(笑)って感じだが、金曜の診察希望と伝える。しかし担当医は水曜か木曜しかいないとのこと。当直医には「有給も取れないブラック企業で働いてるわけじゃないんだから休めるでしょ」と言われる。

「いや、そりゃ有給は取れるよ、全然取れる。むしろ取れって言われてるんだよ。ブラック企業なんて言ったら失礼なくらい法令遵守の企業ですわ。でもなんで診療のために大事な有給使わにゃいけんのですか、、、!!!」とは言い返せず、仕方なく水曜に予約を入れる。

自宅に帰ってきて、今日は金曜なんだから、最初から担当医には見てもらえなかったんだと気づいて、殺意が芽生える。

 

3回目は担当医に見てもらう。

ここでも衝撃の一言。

「将来子どもを産むとなったときに、薬がどう影響するかわからない。(データがない。)それを了承の上、治療するか決めてください。」

子どもを産むのは、私だけでできることではないので、一旦申請書は出してもらい、家族と相談することに。

 

ネットで検索してみても、子育てなども全部やりきった世代が治療してるブログしか見つからなかった。当たり前か。

治ったとしても、一定のリスクは負って生きていくんだなーとしみじみ。

家族に相談する前から、自分は治療する気でいたけど、このリスクを家族はどう思うかな、、、と心配しながら話すと、意外にもあっさりとした答え。

「もし障害のある子が生まれたとしても、その原因はわからないし、障害があったとしても育てることには変わりがないのだから、治療すればいいんじゃない。」

 

治療決定。